1995年
「設立」
検証を通じて、品質づくり支援を。
それは今から約30年前に一人の技術者が受けた衝撃から始まった。
現在のエス・キュー・シーの代表取締役であり創業者でもある倉田は、大学卒業後某開発ベンダー研究所にてOSやBIOS、Driver等の開発に携わっていた。その後、同研究所にてソフトウェア工学に基づく品質評価・検証業務を行うようになり、以来ひたすらQA(品質保証)畑を歩んできた。そして外資パッケージ会社にて品質保証に関わる業務に携わってきた倉田は訪れた米国でこれまで自分たちが内部で行ってきた品質評価や検証業務の多くを米国では、「品質テスト」を専門に行う企業に外部委託している現実を知り衝撃を受けた。今でこそ、開発に携わっていない者がその製品を検証する「第三者検証」が広く認知されるようになったが当時の日本ではまだ「開発した製品の検査・評価もまた開発会社の社内で行われる」のが当たり前だったからだ。しかし、「開発に携わっていない第三者が検証するからこそ「先入観」や「自負」に捕らわれることなく俯瞰的視点と虫瞰的視点で精度の高い検証を行うことができる。」、そう感じた倉田は自分たちの目指す「品質保証」をより確かなものにする「第三者検証」を日本の品質づくりにも役立てたいという思いから1995年に第三者検証を専門に請け負う企業として神奈川県川崎市に「株式会社エス・キュー・シー」を設立した。

株式会社エス・キュー・シー
代表取締役 倉田 克徳
2001年
「コンサルティングサービス開始」
「品質テスト」の専門企業としてクライアント企業から様々な製品の検証のご依頼をいただくようになり、次第にそれぞれの製品により特化した検証、専門性の高い検証を求められるようになった。また「検証は自社で行いたいが、品質テストの専門家としての知見を聞きたい」といったお声もいただくようになり、2001年に「コンサルティングサービス」の提供を開始した。
2003年
「トレーニングサービス開始」

日本でも次第に「第三者検証」を専門とする企業、技術者の輪が広がり始めた2000年代初頭に、テストエンジニアの育成と技術力の向上を図るべくトレーニングサービスを開始した。
2006年
「本社を東京都渋谷区に移転」
「外国籍技術者の採用を開始」
2006年に業務拡大のため神奈川県川崎市から東京都渋谷区へ本社を移転した。また同時に技術交流、人材育成を目的とし中国人エンジニアの採用を開始した。
2009年
「テスト自動化ツール販売開始」
テスト現場が抱える「エンジニアの技術力」や「人手不足」といった問題に左右されない品質テストを実現する「テストの自動化」にいち早く着目し、イスラエルのQualiSystems 社と自動テストツール「TestShell」の日本国内マスターリセラー契約を締結した。

2021年
「沖縄プロジェクトセンターを開設」
2023年
「本社を東京都渋谷区から新宿区へ移転」

更なる業務拡大を目指して、持ち帰り案件にも対応可能な検証ルームを併設した「新生本社」を東京屈指のオフィス街、西新宿に構える。
2025年
9.11
「株式会社エス・キュー・シー創立30周年」

私たちはこれからもお客様の「よい製品を世の中に送り出したい」という思いに寄り添い、日本の品質づくりを支えることを責務としてお客様の最高最良のパートナーを目指します。
