ベテランの先輩に聞いてみたい

 私は入社して25年、ほぼ一つの会社のプロジェクトに携わってきました。
 その中でも、初めて就業システムをWeb化するプロジェクトが印象に残っています。
 Webシステムの負荷テストが必要ということで、あまり知識もない中、試行錯誤しながらテストスクリプトを作成したり、テスト実施をしていた覚えがあります。
 今は実務だけでなく、プロジェクトリーダーとしても活躍されているTさん、現場の「リーダー職」とは、どんなことをするんですか。
ーチームの方針決定:現場の目標を達成するための具体的な計画や方法を決定します。
メンバーの育成・指導:メンバーのスキルアップや知識向上をサポートし、より良いパフォーマンスを発揮できるよう指導します。
進捗管理:チームの作業進捗を常に把握し、目標達成に向けて適切に進んでいるか確認します。必要であれば、状況に合わせて調整や改善を行います。
課題解決:チーム内で発生する問題や課題を把握し、解決策を検討・実行します。チーム全体のモチベーション維持や、問題発生時の迅速な対応も重要です。 メンバーのモチベーション維持:チームの目標達成に向け、メンバーのモチベーションを向上させるために、適切なコミュニケーションやフィードバックを行います。また、メンバーの能力や個性を活かせるように、適切な役割分担や業務配置を行うことも重要です。
安全確保:現場での安全を確保しメンバーが安全に業務を遂行できるように、安全ルールやマニュアルの徹底、メンバーへの指導を行います。
報告と振り返り:業務の進捗状況や異常発生状況を報告し、改善策を検討するために振り返りを行います。
情報共有:チームメンバー間で必要な情報を共有し、チーム全体の連携を深めます。 顧客対応:顧客との窓口として、顧客の要望や不満を把握し、適切な対応を行います。

部下の指導と育成:部下の能力向上をサポートし、組織全体のパフォーマンス向上に繋げる。 業務の進捗管理:課の業務が計画通りに進むよう、進捗状況を把握し、必要な改善策を講じる。 目標設定と達成:課全体の目標を設定し、達成に向けて部下を指導・管理する。 現場と経営層との橋渡し:経営層の指示を現場に伝え、現場の意見を経営層に伝える。 業務改善:業務効率化や品質向上を目指し、業務改善策を立案・実行する。 リスク管理:課の業務に関連するリスクを把握し、適切な対策を講じる。 組織全体の目標達成への貢献:組織全体の目標達成に向けて、課のパフォーマンスを最大化する。
統率力:チームをまとめ、目標達成に向けて動かす力。 コミュニケーション能力:メンバーとのコミュニケーションを円滑に行い、チーム全体の連携を深める力。 指導力:メンバーを育成・指導し、スキルアップを促す力。 問題解決能力:チーム内で発生する問題を解決する力。 判断力:状況に応じて適切な判断を下し、チームを導く力。 柔軟性:状況の変化に柔軟に対応し、チームを調整する力。 目標達成力:チームの目標を達成する力。 責任感:チームの成果や失敗に対して責任を持つ力。 誠実さ:メンバーからの信頼を得るために、誠実な姿勢で対応する力。 このようなことが求められますが、最初から持ち合わせていなくても、これらを心がけて仕事していくことが大切かと思います。
どちらともいえないですね。課長になった当初はマネジメントはきついなと感じてましたが、組織として動き出して成果が上がってくると面白さが出てくるのかなと思います。 実務としてのテストの作業も奥深いです。世に出た、自分が携わった製品が良い製品として評価されるというのはうれしいですよね。

新卒で入社した先輩たち

アットホームな雰囲気と、困難を乗り越える強さを併せ持つ会社。

 私は就職活動をしていた時にエス・キュー・シーの存在を知って、会社が持つ「老舗ならではのアットホームな雰囲気」がとてもいいなと思いました。
さらに話を聞いてみると、過去には上海と接点をもっていたこともあって、上海出身の私も力になれるかなと思ったのが応募のきっかけです。
そうして最終的に就職先として決め手になったのは、厳しい時代でも困難を乗り越える力がある会社だと感じたことでした。

 現在は通信系の受け入れテストで、設計と実行を担当しています。
 プロジェクトによってテスト対象は様々なので、自分が触ったことがない分野の製品でバグが起きた時にその原因を特定するのは大変でした。
ですがそうした経験を積み重ねていった結果、入社当初はひたすら「周りにフォローしてもらっていた」自分が、だんだんと逆に「周りに頼ってもらえる」ようになり、そこにやりがいを感じています。

 私たちの仕事は、製品の品質を正しく客観的に評価して、「改善」や「正常化」につなげていくことです。
その過程で「開発」と「検証」の間を何度もバトンが行ったり来たりすることがありますが、「開発」と「検証」が共有する大事なことは「最終的にユーザーの方たちが困らないようにすること」。
だからこそテスト段階で問題を曖昧にせず、「良いことも、悪いこともはっきり言える」、この仕事にはそんな人が向いているのだと思います。

クォリティソリューション部
E.S.さん(2023年4月入社)

就活生のみなさんへメッセージ

就活で落ちてばかりの結果に苦しむこともあると思います。
面接でもっと上手に受け答えできたらいいのにという気持ちも分かりますが、就職活動は「自分」と「企業」のマッチングです。
自分を抑えて面接官の印象に気を取られてしまうと入社後にギャップを感じてしまうこともあるので、本当の自分を見せていきましょう。
みなさんの就職活動の健闘を祈って中国の有名な著作《周易》から、この言葉を贈ります。
「天行健,君子以自强不息;地势坤,君子以厚德载物」
和訳)天は日々変化しつつ、人も天のように止まらず変化に応じて、困難を乗り越えるべきです。
就職活動がんばってください。

開発フェーズごとに新しい機能が追加される、そんな変化の連続に触れる仕事だから「好奇心が旺盛で変化や新しいことを楽しいと感じられる人」と働きたい。

プロフェッショナルソリューション部
K.M.さん(2023年4月入社)


就活生のみなさんへメッセージ

今はどんな会社が自分に合っているのか悩むことも多いと思いますが、譲れない就活の軸を1本持って企業選びをすると自分に合う会社が見つけやすいと思います。
そんな会社の中にSQCが入っていてくれたら嬉しいです。

 私は雰囲気の良さに惹かれてSQCに入社を決めました。決め手は面接時の雰囲気が一番和やかだったことと、会社の紹介動画からも社員同士の仲が良さそうな雰囲気が伝わってきたからです。
 現在は、工業用の顕微鏡のソフトウェアをテストしています。そのソフトウェアと顕微鏡を組み合わせることでPCから顕微鏡を操作して写真を撮影したり、その観察物に含まれる特定の成分の含有量を測定してExcelにエクスポートできるなど、多彩なことができるようになります。
私はそのプロジェクトの中で設計、実行を行っています。
その他にも、私の配属先では海外で開発をしているので、日本語で登録した不具合を英語に翻訳する作業も担当しています。

 仕事をしていて1番嬉しかったのは設計を任せていただいたことです。
 設計ができるようになれば一人前、というお話を先輩方から聞いていたので、初めて任された時はとても嬉しかったことを覚えています。
 今でも設計の作業は難しく感じていますが、その分自身の成長も分かりやすいのでやりがいを感じています。
 設計も難なく行えるようになることが今の目標の1つです。
 逆に大変だったのは製品の仕様を覚えることでした。
 特に私が担当している製品はさまざまな機能を備えたソフトウェアなので、それぞれの機能の仕様を覚えるだけで配属当時は精一杯でした。

 好奇心が強い人に入ってきて欲しいです。
 開発フェーズごとに新機能が追加されていくので、変化や新しいことを楽しいと感じられる人が向いているように思います。

中途採用で入社した先輩たち

業界の先駆者であるこの会社で検証スキルをもっともっと研磨していきたい。
そしてどのお客様にも喜んでもらえる「品質テスト」のエキスパートを目指したい。

ヘルプデスクとしてユーザーの「困った」に応える仕事から、今は「検証」を通じてユーザーの「困った」を未然に防ぐ仕事へ。
 前職もIT業界でしたが品質テストではなく、お客様先に常駐してインフラ系のBtoBヘルプデスクとして働いていました。
 第三者検証はそれ以前に携わっていたことがありその時に品質テストの仕事にやりがいを感じ、「第三者検証」の業界で絞って転職活動をしていたところ、転職エージェントからSQCを紹介されました。
 私がエス・キュー・シーに入社した理由は大きく二つあります。
 一つ目は業界のパイオニアである、ということです。
 「第三者検証」という少しマイナーではあるものの、製品の品質を確立するための最後の砦となる業界の先頭に立って牽引してきたということが今までの実績の証明になると考え、またそれだけのスキルアップを見込める環境が整っているのはとても魅力的であると感じました。
 もう一つは会社の風通しの良さです。
 社内の上の立場の人ともリラックスして話すことができるのは面接の段階で感じ取ることができ、 実際に入社した後も課長や部長をはじめ、役員とも闊達にコミュニケーションを取れる環境であると感じています。
プロジェクトリーダーとして、マネジメント業にも奮闘中。
一つの目的の元に集められたいろんな会社の方と働きながらも、自分の会社の支えを背中に感じられるから安心して働けています。

 現在は「IT資産管理ツール」のテスト支援に従事しています。
 実務だけではなく、プロジェクトリーダーとしてメンバーをとりまとめるマネジメントの役割も担っています。
 お客様先からでもSQCの上司との連携が取りやすく報告系統もきちんとしているため安心して働けています。
 今後の目標としては、現場や製品の種別に縛られずどのようなプロジェクトに入っても評価してもらえる「第三者検証」のエキスパートを目指したいです。
 

クオリティソリューション部
K.I.さん(2023年10月入社)

もしも私が採用担当になって、テストエンジニアを採用するとしたら「物事を細かく見て、それを伝える能力がある人」を採用すると思います。
 なぜなら細かい動作や動きが仕様と不一致であること、ちょっとした誤字脱字など、 熟練のテストエンジニアでも見逃すことがある違和感を、目を光らせて確認することができ、かつ、その違和感を言語化できる人は テストエンジニアに適性があると思うからです。

転職活動中の皆さんへ

転職活動は心身に負担のかかることだと思いますが、 どうか世間一般の評価ではなく、 自分がどういう風に働きたいか、をイメージして、 企業様と向き合ってみてください。

フリーランスからの転身でテストエンジニアとしての本業に集中できるようになった。
いい仲間に囲まれて、新しい目標もできました。

 

プロフェッショナルソリューション部
C.N.さん(2024年10月 中途入社)

 前職はフリーランスで第三者検証を請け負っておりました。
 大学時代はまったく別の職業を志していたところのキャリアチェンジだったため、業界に入って初めは約2年ほど会社に所属して 1年半テスター業務、1年テスト設計業務と、勉強しながら仕事をしてまた仕事から学ぶ日々を積み上げてきて、今では他のメンバーに仕事を教えられるまでになれました。
 SQCに入社する直前は大手電気通信企業の 社内利用するWebアプリケーションの開発プロジェクトに参画し、保守および機能の改修確認を行っていました。
 私の他にも複数の企業からエンジニアが参画しており、会社の枠を飛び越えて一つの目的のもとに 話し合い、協働する現場でした。
  ある時その中のひとりのメンバーから「うちの会社で一緒に働かない?」と声をかけられて入社したのがSQCで、そのメンバーは今では同僚になりました。
  同僚は軽いノリで誘ったかもしれませんが、私にとっては嬉しい出来事でした。
 あとで本人に聞いてみると、当時の私のことを同僚は「親切なお姉さん」として慕ってくれていてSQCの上司に推薦してくれたそうです。
 まさか、本当に同じ会社で働くことになるとは思いませんでしたが、推薦してくれた同僚とそれを受けてすぐに面接をしてくれた上司の関係性もSQCに好感を持った理由の一つです。
 



 別会社として働いていた当時から同僚をはじめ、SQCメンバーの皆さんは優しくて、快活に働いている姿を目にしたり、同僚から弊社の話を聞いたりするうちに、私もこの会社で働きたいという気持ちが強くなりました。
 今は別のプロジェクトに入っていますが、またあの時のメンバーと一緒に仕事がしたいです。

個人で仕事をしていた時にはなかった安心感は大きい
自分で事務手続きなどをすることなく本業に専念できる今、この仕事をより深く、広く探求していきたい
 仕事の内容は大きく変わりませんが、やはり「営業」の担当、「事務」の担当がいて、サポートしてもらえることは働く上での安心につながっています。
 個人で仕事をしていた頃の「確定申告」からも解放されて本業に専念できるようになったので、SQCに入社してよかったと思います。
 今後の目標としてはプロジェクトリーダーとしてマネジメント業務を行っていきたいと思っております。
 プロジェクト全体を見渡せる立場に立って業務に対する見識を深めていきたいです。
 また、参画メンバーの能力や適性に応じた業務の割り振りをして、チーム全体の生産性を上げるお手伝いをすることに関心があります。
 私も、メンバーも無理せず楽しく業務ができる職場環境を築き上げることが理想です。
 その分体力や並行作業をする力が求められると思いますが、少しずつ出来るように努力します。
 多様な製品のテストを経験して仕事の幅を広げて、「XXさんにはこの仕事が性格に合うかもね」と言えるくらい仕事が分かるようになりたいです。
 もしも私が採用担当になってテストエンジニアを採用するとしたらまずは指示に素直に従って、どうしてその作業が必要なのか指示の意図を理解しようとする方を採用したいです。
 また、意見が衝突したり、作業が遅延したりといった困難にぶつかっても笑顔でフォローできるポジティブな方、「これだけは半日語れる!」といった強いこだわりや打ち込めることを持った方と働きたいです。

求職者の方へメッセージ

設計は好きですか。
己のセンスが問われる工程なので私は好きです。
私と一緒に「見えない行間」を読み解いていきましょう~